私たちの研究室では、果物や野菜などの農産物に加え、チョコレートやワイン、お茶、コーヒー、発酵食品など、多様な食品に含まれるポリフェノールを中心に、食品が疾病予防や健康増進に及ぼす影響を科学的に解明しています。現代社会では、高齢化の進行や生活習慣病の増加が深刻な課題となっていますが、こうした社会問題に対し、日常の食生活を工夫することで、誰もが無理なく健康を維持・向上できる方法を提案することを目指しています。特に、ポリフェノールが肥満や糖尿病のリスク低減、老化抑制、認知機能の維持・向上にどのように関与するのかに注目し、そのメカニズムを腸内細菌叢の変化や代謝物の解析を通じて探求しています。こうした研究を通じて、科学的根拠に基づいた食生活の指針を示し、より健康的な未来の実現に貢献することを目標としています。
MASUMOTO SAEKO
食農学類 食品科学コース
最終学歴・学位:お茶の水女子大学大学院博士課程(博士:生活科学)
所属学会:日本フードファクター学会 食品科学工学会 日本農芸化学会
出身地:千葉県
趣味:料理 猫 スポーツ観戦 ドライブ 手芸
詳細情報(リサーチマップURL):https://researchmap.jp/pomme_pinot
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